学習:梅田望夫を読む2
2008.04.14 Mon
4月の学習テーマは、梅田望夫を読む、です。
まずざっと読みました。なるほど。
・オープンソースのビジネスが成り立つ背景
・Google礼賛
・ネット世界の発展で知的活動が可能になる
というネット世界の現状説明と、
・筆者の「けものみち」という生き方と実績
・ネットの世界を利用して可能性を拡げるべき
・ネットの世界こそ「自助」が必須、サバイバルが基本
という筆者の生き方の説明とこれからの生き方のヒント。
おおまかに言うと上記の2つが主張であると読みました。
よくわかります。前者は確かにその通りだと思います。このあたりは少しは知っていたことですが、改めて説明を読んで「やっぱりそうなんだな」という感想です。
特にここ2−3ヶ月はグーグルの動向が世間の注目を集め、改めてこの会社の底力を示す情報が世間に喧伝された時期でもありましたし。
後者は著者のこれまでの行き方のポリシーの説明。なるほど、そういう生き方でしたか。ネット時代にうまく乗って来たんだ。先見の明と時代認識と自己分析の正確さの賜物です。よくわかりました。
最後の方で、やはり同年代のホンネ、今の時代に若い頃を過ごしていれば可能性が拡がったのに、という振り返り。お気持ちよくわかります。
でも、この本を読んで「すごい!ネット世界ってこんなにすごいんだ!」と諸手を上げて礼賛する方は、ネットを知らないか局所的な利用しかしていない方だと思えます。そういう方むけの啓蒙書としては優れた著作なのでしょう。
また、これから「けものみち」に入る決意をする方には、背中を押してくれる頼もしい先達の書となるのでしょう。著者はネットも何もない時代にこうやって頑張って来たんだ、今はネットがあるから若い君たちにもできるんだ、ネット世界をうまく利用して、と。これもその通りだと思います。
結局最後は、今やそしてこれから可能性を極限化させていくネット世界をうまく利用しない手はないが、あくまで自助と勤勉さでサバイバルしていかなければならないだろう、という結びで終わります。まぁ、そのとおりですよね。
うーむ。というわけであまり新鮮さはない、残念ながら。これくらいのことは敢えて言われなくても、ネットに少しでも関わっていていれば誰でも感じていることではないか、と思えます。
でも、そうしたことを実証的に説明しているわけで、また、実際に方法論を実践しているわけで、その意味で現実の真実をつまびらかにして世に説いた書と評価できるのでしょう。
蛇足ですが、最後の方で村上春樹「海辺のカフカ」の引用があって、この著者も村上春樹を読むのか、ロジカルなネット世界を礼賛する著者にハルキ文学はどう映るんだろう、と興味深々でした。全然関係ないけど。
本書に関連して、ネットと自分の関わりについて考えてみます。次回から。
![]() | ウェブ時代をゆく─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687) 梅田 望夫 筑摩書房 2007-11-06 by G-Tools |
・オープンソースのビジネスが成り立つ背景
・Google礼賛
・ネット世界の発展で知的活動が可能になる
というネット世界の現状説明と、
・筆者の「けものみち」という生き方と実績
・ネットの世界を利用して可能性を拡げるべき
・ネットの世界こそ「自助」が必須、サバイバルが基本
という筆者の生き方の説明とこれからの生き方のヒント。
おおまかに言うと上記の2つが主張であると読みました。
よくわかります。前者は確かにその通りだと思います。このあたりは少しは知っていたことですが、改めて説明を読んで「やっぱりそうなんだな」という感想です。
特にここ2−3ヶ月はグーグルの動向が世間の注目を集め、改めてこの会社の底力を示す情報が世間に喧伝された時期でもありましたし。
後者は著者のこれまでの行き方のポリシーの説明。なるほど、そういう生き方でしたか。ネット時代にうまく乗って来たんだ。先見の明と時代認識と自己分析の正確さの賜物です。よくわかりました。
最後の方で、やはり同年代のホンネ、今の時代に若い頃を過ごしていれば可能性が拡がったのに、という振り返り。お気持ちよくわかります。
でも、この本を読んで「すごい!ネット世界ってこんなにすごいんだ!」と諸手を上げて礼賛する方は、ネットを知らないか局所的な利用しかしていない方だと思えます。そういう方むけの啓蒙書としては優れた著作なのでしょう。
また、これから「けものみち」に入る決意をする方には、背中を押してくれる頼もしい先達の書となるのでしょう。著者はネットも何もない時代にこうやって頑張って来たんだ、今はネットがあるから若い君たちにもできるんだ、ネット世界をうまく利用して、と。これもその通りだと思います。
結局最後は、今やそしてこれから可能性を極限化させていくネット世界をうまく利用しない手はないが、あくまで自助と勤勉さでサバイバルしていかなければならないだろう、という結びで終わります。まぁ、そのとおりですよね。
うーむ。というわけであまり新鮮さはない、残念ながら。これくらいのことは敢えて言われなくても、ネットに少しでも関わっていていれば誰でも感じていることではないか、と思えます。
でも、そうしたことを実証的に説明しているわけで、また、実際に方法論を実践しているわけで、その意味で現実の真実をつまびらかにして世に説いた書と評価できるのでしょう。
蛇足ですが、最後の方で村上春樹「海辺のカフカ」の引用があって、この著者も村上春樹を読むのか、ロジカルなネット世界を礼賛する著者にハルキ文学はどう映るんだろう、と興味深々でした。全然関係ないけど。
本書に関連して、ネットと自分の関わりについて考えてみます。次回から。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://maki200801.6.dtiblog.com/tb.php/71-1a52e0f7
本の電脳 04162008
毎日、いろいろ利用しているインターネットを中心にパソコン環境をめぐる世界がいま大きく変化し、新たな覇権をかけて激しい競争がくり広がれているという。キーワードは「Web2.0」といわれ、瞬く間にサーチエンジンで圧倒しているグーグル Googleが挑戦している。






更新分をお知らせします

